TANNOY SRM15 (3)
- 2021/04/02
- 13:06
SRMはシリーズ化されていた。我が家にあるのはハイエンドモデルのSRM15で,K3808というユニットが搭載されている。
k3808というユニットは,高音部のダイアフラムはレッドやゴールドと同一で,コーンの形状や材質もそれらのユニットと同じだが,防湿対策が施されている点で異なる。また,最大の違いは,磁石がアルニコからフェライトに変更されている点である。
ちなみに,各社のフェライトスピーカーユニットをお使いの皆さん,アルニコ信奉者からするとフェライトは聴くに値せず,スピーカーに非ずだそうです。
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箱とユニットの総重量は,1本約65kgで,箱のサイズは,高さ1,095mm,幅722mm,奥行き436mmのいわゆるフロア型なので確かにデカイ。だがしかし!タンノイのフロア型システムはバッフルが広く作られていて,幅や高さの割に奥行きが比較的浅いので,それほど邪魔にはならないのだ。例えば,JBLの4320などはほぼサイコロに近い奥行きなので極めて邪魔である。ただ,SRMも,その重さには難儀するが。
同じユニットで,一回り箱を小さくしたSRM15Xというものがあり,その下には,30cmのSRM12Xと12B,25cmのSRM10Bの5種類がライナップされていた。私は,SRM15以外の音は聴いたことも無ければ,見る機会もなかったので全く知らない。
SRM15は,当時の価格が1台465,000円(すぐに495,000円に値上がり)であった。1ドルが220~250円の頃である。為替レートだけで言えば今なら半額だが,物価も加味すると今の7~80万円以上に相当するだろう。いずれにしても,貧乏学生には買うことが出来ず,それ以前に6畳ひと間のアパートに持ち込むことは事実上不可能であった。
k3808というユニットは,高音部のダイアフラムはレッドやゴールドと同一で,コーンの形状や材質もそれらのユニットと同じだが,防湿対策が施されている点で異なる。また,最大の違いは,磁石がアルニコからフェライトに変更されている点である。
ちなみに,各社のフェライトスピーカーユニットをお使いの皆さん,アルニコ信奉者からするとフェライトは聴くに値せず,スピーカーに非ずだそうです。
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箱とユニットの総重量は,1本約65kgで,箱のサイズは,高さ1,095mm,幅722mm,奥行き436mmのいわゆるフロア型なので確かにデカイ。だがしかし!タンノイのフロア型システムはバッフルが広く作られていて,幅や高さの割に奥行きが比較的浅いので,それほど邪魔にはならないのだ。例えば,JBLの4320などはほぼサイコロに近い奥行きなので極めて邪魔である。ただ,SRMも,その重さには難儀するが。
同じユニットで,一回り箱を小さくしたSRM15Xというものがあり,その下には,30cmのSRM12Xと12B,25cmのSRM10Bの5種類がライナップされていた。私は,SRM15以外の音は聴いたことも無ければ,見る機会もなかったので全く知らない。
SRM15は,当時の価格が1台465,000円(すぐに495,000円に値上がり)であった。1ドルが220~250円の頃である。為替レートだけで言えば今なら半額だが,物価も加味すると今の7~80万円以上に相当するだろう。いずれにしても,貧乏学生には買うことが出来ず,それ以前に6畳ひと間のアパートに持ち込むことは事実上不可能であった。