TANNOY SRM15 (5)
- 2021/04/03
- 18:43
当時評価が高かったのは海外のスピーカーで,タンノイ,JBL,アルティックが御三家である。JBLは,突き抜ける硬い中高音と,キレと量感が両立された強烈な低音を持つ。例えば4320(2215B+2420+2391)や4333A/B(2231Aアルニコ/2231Hフェライト,2308+2312+2420レンズ,2405)などのモニターシリーズがジャズ再生には評価が高く,ジャズ再生の標準スピーカーのように持て囃されていた。(下写真は4333B)

当時のJBLには,民生用とプロフェッショナルシリーズとがあった。プロシリーズのスタジオモニターの中でも黒コーン紙の38cmウーハーは定評があった。ただ,2wayの4320は高域が15kHzまでしか伸びておらず,それ以上を補正するために075や2405が後付されることも多く,元々2405が搭載され,20kHzまで伸びていた4333シリーズも人気であった。これらもその名の通り,スタジオモニター用なので,至近距離での視聴用ではあったが,中高域が硬く,長時間視聴では疲れる音であった。友人宅の4320を聴いて感化され,4333Aを暫く使っていた感想である。が,ジャズを聴くなら,あのJBLのモニターで聴きたいと今でも思う。
また,当時はあちこちに在ったジャズ喫茶で,JBLシリーズと並んで多く見られたアルティックA7(A5も?)であったが,個人的には紙臭いカサついた音が好きではなかった。(下写真はA7)


当時のJBLには,民生用とプロフェッショナルシリーズとがあった。プロシリーズのスタジオモニターの中でも黒コーン紙の38cmウーハーは定評があった。ただ,2wayの4320は高域が15kHzまでしか伸びておらず,それ以上を補正するために075や2405が後付されることも多く,元々2405が搭載され,20kHzまで伸びていた4333シリーズも人気であった。これらもその名の通り,スタジオモニター用なので,至近距離での視聴用ではあったが,中高域が硬く,長時間視聴では疲れる音であった。友人宅の4320を聴いて感化され,4333Aを暫く使っていた感想である。が,ジャズを聴くなら,あのJBLのモニターで聴きたいと今でも思う。
また,当時はあちこちに在ったジャズ喫茶で,JBLシリーズと並んで多く見られたアルティックA7(A5も?)であったが,個人的には紙臭いカサついた音が好きではなかった。(下写真はA7)
